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平成23年 8月17日厚生委員会-08月17日-01号
平成23年 8月17日産業環境委員会−08月17日-01号

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  1. 足立区議会 2011-08-17
    平成23年 8月17日産業環境委員会−08月17日-01号


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    平成23年 8月17日産業環境委員会−08月17日-01号平成23年 8月17日産業環境委員会       午前9時59分開会 ○たがた直昭 委員長  おはようございます。定刻前でありますけれども、ただいまから産業環境委員会を開会いたします。 ○たがた直昭 委員長  最初に、記録署名員2名を私から指名いたします。  馬場委員渕上委員、お願いいたします。 ○たがた直昭 委員長  次に、陳情審査に入ります。  (1)受理番号10 地方消費者行政充実のための国による支援に関する陳情単独議題といたします。前回は継続審査であります。  執行機関は、何か変化はありますか。 ◎産業政策課長 特に変化はございませんが、今回、委員会情報連絡平成22年度の消費者センター事業の実績を上げております。ご参照いただければと思います。 ○たがた直昭 委員長  それでは、質疑に入ります。  何か質疑はありますか。 ◆さとう純子 委員  今回いただいた情報連絡の中で、60歳以上の方からの相談件数と全体に占める割合ということで、前年度と比べると相談件数はそんなに増えていないのですけれども、60歳以上の方が122件増えていると。ちょっと聞くところによりますと、その相談内容が非常に複雑化しているということですが、その辺の状況は区としてつかんでいらっしゃるのかどうかを伺います。 ◎産業政策課長 相談複雑化は、60歳以上の方の相談に限らず全体的に複雑化しております。今手元にたまたま持ってきましたが、見守り通信と申しまして、例えば70歳、80歳の方が直接相談なさるのは結構大変ですので、介護事業者の方などを通じてこういう警告の文書などを送らせていただいておりますので、その辺も影響して60歳以上、70歳代の方などの相談も増えているのかなということでの感覚は持っております。
    さとう純子 委員  この陳情につきましては、日本の国全体のことを意見書として上げてくださいということですけれども、その辺で全国的にも同じような動きなのかなと思うのですけれども、その辺についての情報というのは、足立区として捉えることはできるのでしょうか。 ◎産業政策課長 統計資料は、22年度分につきましては今年度の半ば過ぎで集計して上がってくるものですので、前々年度程度ですと大体捉えておりますが、大体全国的に同じような傾向であると認識しております。 ○たがた直昭 委員長  他に質疑なしと認めます。  次に、各会派からの意見をお願いいたします。 ◆馬場信男 委員  前回の委員会継続ということで、次回にははっきりとした形を示したいということも申し上げていたのですけれども、もとより足立区においては消費者行政が随分と充実されているということもあって、国に向けてどういうことを訴えていったらいいのかということもいろいろ考えてみたのですけれども、今のところは、ちょっときょうは鴨下委員も欠席で申しわけないのですが、もう少し詳しいところを考えながら、次回の3定の委員会ではっきりとした態度を出したいと思っておりますので、今回は継続でお願いします。 ◆渕上隆 委員  相談内容がかなり複雑化しているということで、件数自体はそんなに特別にはたくさんは増えていないのでしょうけれども、特に高齢者単身世帯なども増えておりますし、そういうこともあって、これからいろいろと、検討といいますか、内容を精査するということも必要だと思いますので、継続でお願いしたいと思います。 ◆さとう純子 委員  この陳情内容にもありますけれども、相談員正規職員の増員による人的体制の強化が必要だと、継続的な支援も必要だと書かれていますが、私は本来採択すべきと思っているのですけれども、全会一致でないと意見書も上がらないということですので、今回は継続で結構です。 ◆おぐら修平 委員  継続でお願いします。 ○たがた直昭 委員長  それでは、本件は、継続審査とすることにご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○たがた直昭 委員長  ご異議ないと認め、継続審査と決定いたしました。 ○たがた直昭 委員長  続きまして、報告事項に移らせていただきます。7件ありますけれども、執行機関の説明を聞いた後、一括して質疑の方をお願いします。  まず、(1)足立産業展示会「あだちメッセ2011」の実施について、以下5件を産業経済部長より報告をお願いします。 ◎産業経済部長 産業環境委員会報告資料産業経済部をお開きください。  まず、足立産業展示会「あだちメッセ2011」の実施でございますが、外に開かれた産業展示会を、平成24年度、本格実施を考えております。それに向けたプレイベントとして「あだちメッセ2011」を実施いたします。  開催日時は10月14日、15日ということでございまして、東京芸術センター天空劇場及び芸術センター前の広場によって行います。  日程は記載のとおりでございまして、本番までに、既に終わりましたが8月6日、9月10日とワークショップを行いながら意見交換をしていきたいと思っております。  参加者記載のように76社ということで、様々な分野からの参加者が登録されているところでございます。  次に、あだち区民まつりA−Festa2011の開催についてでございますが、前回、花火をこの日にやるというご報告は申し上げましたが、区民まつり自体についてのご報告をまだいたしておりませんでしたので、報告させていただきます。  10月8日と9日について、従来どおり荒川河川敷の虹の広場によって行うと。花火と同じように「一緒にがんばろう東北」というのをキャッチフレーズにしていくということでございます。  幾つか例年と違ったものがございまして、問題点・今後の方針の1でございますが、8日に足立花火が同時開催されますので、来場者の増が見込まれます。したがって、警察や民間警備会社と連絡を行い、安全確保に万全を行っていくということが大事だと。  それから、リバーサイドバザー、これは、従来は同様に4時までで終わっていたわけでございますが、花火を行うということでございますので、8日につきましては7時までリバーサイドバザーを行って、こちらの方から花火を見物するお客さんも誘導するということを考えております。  会場内に花火観覧エリアを確保するために例年実施しているイベント、これは、あだっちボールが具体的に考えられるわけですが、これは中止をする予定でございます。  それから、東北復興支援として東北応援募金箱を設置したり、東北からの出展、物販に対して支援をしていきたいと思っています。声は掛けているのですが、なかなか、今のところまだ具体的なところまで進んでいるものはございません。  それから、3ページ目が平成23年度コア個店リニューアル事業実施状況でございまして、これも事業も3年目になりまして大変数が多く申請されるようになりました。  補助対象経費でございますが、新規出店型につきましては総額上限300万円まで、簡易リニューアルにつきましては100万円ということでございまして、空き店舗等新規に出店する場合には、手厚く配分しているということでございます。  記載のとおり募集をいたしましたところ、11件の申請がございました。新規出店が2店、簡易リニューアルが9店でございまして、審査会を7月28日に行った結果、記載のように9件が採択されたということでございます。  一つずつご紹介申し上げますと、一つ新規出店型については、綾瀬の、これは新しく平成5年以来初めてのことなのですが、18年ぶりに新しく商店街ができるということで、そこの中の1店舗新規出店ということで、ネイルショップを行うということで空き店舗を改修したりしていくということでございます。  それから、4ページの方の1件だけ、下から二つ目鈴木青果、これは、えびす会商店街大門商店街の少し奥、帝京科学大学寄りということになるのですけれども、いわゆるスーパーヤオシチという形で非常にはやっているスーパーのところなのですけれども、ここが朝早くから通学途中の帝京科学大学の学生にお弁当販売ができるように改修していきたいということであります。大学ができたことを踏まえての、これも一つの改修ということで、昨年、Cafeしゃべり場ができたわけですけれども、帝京科学大学近くの方でもまたこういう動きが出ているということでございます。  5ページ目があだちブランド認定推進事業でございます。  現在27社が指定されていますが、これについて新規認定と再認定を行っていくということでございます。  新規認定については、7月29日まで募集いたしまして7社の応募がございます。再認定は9社が対象になってくるということで、これから認定の意思を確認していくということで、最終的に11月下旬と24年4月初旬を目指して、それぞれの認定作業を行っていくということでございます。  同時に、PR行動を行っていくわけでございますが、記載のとおりでございますが、直近では最も大きいのが9月6日から9月9日のインターナショナルギフトショーへの展示ということでございますので、議員の方々にもお寄りいただければ幸いでございます。  今年の特徴は、(4)にありますような足立工業高校文化祭などにも出展し、工業高校との連携も強めていくという動きもございます。  それから、次の6ページでございますけれども、古千谷及び古千谷第二区民農園の廃止ということで、経過で記載させていただいていますが、平成7年3月に開設された農園平成8年の農園二つ古千谷の方に同じ地主の方から借りて開設したわけでございますが、23年3月に農地土地所有提供者が死亡されまして、いろいろと意向を確認したところ、やはり売却して税金を払わなければいけないということで廃園の動きに同意いたしました。利用期限は8月5日ということで通知し、9月30日に相手方に返還する予定でございます。  今後もこの農園と同時期ぐらいに区民農園が設置されたものが多くございまして、土地所有者高齢化をしている、このような中で相続の発生が懸念されるわけでございまして、こういうことのために新たに区民農園の提供の農地募集とともに、生産緑地における農業体験型の農園の開設を進めていきたいというふうに思っております。  7ページがニュービジネス支援事業ということで、新たな分野、仕事にチャレンジするという事業者について支援を行うということで、創業プランコンテストビジネスチャレンジということで行っております。  創業プランコンテストは基本的に5年までの企業、それから、ビジネスチャレンジは5年以上の企業ということで分けてございます。  創業プランコンテストにつきましては、4件が記載のとおり採択されておりまして、この最優秀賞をもらったあすみ技研というところでございますけれども、最優秀賞のこのところ5年ぶりぐらいということで大変高く評価された技術でございます。  ここはハードディスクの基板の表面を修復していくということで、従来、基板までの表面修復まではハードディスク業者もやっていなかったわけでございますけれども、ここはそこをハードディスク修復業者と組んで基板の表面を修復する事業を行っていくということで高く評価されました。  ビジネスチャレンジの方では4件採択されておりまして、一つ目のマツブンという会社は刺繍の会社でございますけれども、特にポロシャツ関係の刺繍に特化している会社でございまして、こちらは東北の工場と連携して日本製の高品質の刺繍入りポロシャツを売っていきたい、ブランド化していきたいということの提案が評価されたものでございます。  最後に、継続事業でございますが、ラスールデザインオフィスということで、綾瀬にあるデザインのお店でございますが、ここは昨年の実績が認められて、実は東京コレクション、世界の相当大きなデザインショーでございますけれども、そこにも出展する予定であったのですが、実は3月11日の地震によって東京コレクション自体がなくなったということでございますので、今年の東京コレクションへの出展を目指していくということであります。 ○たがた直昭 委員長  次に、足立環境基金審査会審査結果について、以上1件を環境部長からお願いします。 ◎環境部長 それでは私より、足立環境基金審査会審査結果についてご報告申し上げます。  環境部報告資料をお開きいただきたいと存じます。  この事業の目的でございますけれども、環境負荷を減らしたり、それから、環境に良い影響を及ぼすような、そういう先駆的な活動に対して環境基金から助成をする、そういうものでございます。  助成限度額につきましては、1,000万円を限度として補助率2分の1、特に大学等で優秀なものの場合は10分の10を認める、こういう事業内容でございます。  事業募集等については表記のとおりでございまして、審査につきましては、去る7月11日、この本日ご出席の委員の中からも審査員としてご参加をいただいております。本当にありがとうございました。  審査結果の方でございますけれども、2ページの方をご覧いただきたいと思います。  継続分を含めて4件、審査をいたしました。そのうち1番、3番、4番については採択という形にさせていただいてございます。2番については表記の内容によって認めないという、こういう結論でございます。  その審査の際に、今後の問題点の中にも書かせていただいてございますが、事業が成就し製品化された後に特許等でいい事業展開ができるようになった場合、区から補助を支出しているという関係から、ロイヤリティについての案分について是非検討してほしいというお話がございましたものですから、当該補助要綱について左様な趣旨に基づいて要綱の改正をしていくということも考えてございます。 ○たがた直昭 委員長  それでは質疑に入らせていただきます。  何か質疑ありますか。 ◆渕上隆 委員  まず、区民農園の件でお伺いしたいのですけれども、区民農園については、生産緑地相続税の優遇を受ける農地と、それから一般農地があって、一般農地の方は今区民農園という形で利用していると思うのですけれども、ただここでも課題が発生して、相続で廃止になると。ただ、生産緑地については、これは国の問題なのですけれども、現在貸し借りができないので区民が借りて現在のような区民農園は利用できないと。それで、今後の方針のところに書いてありますけれども、体験型農園、これは私も聞いた話、見に行ってはいないのですけれども、たしか練馬区だったと思うのですけれども、やっているのですけれども、これは新しい方式で区民が参加して、貸し借りではないのですけれども、多分生産者の方が指導してやるという形だと思うのですけれども、これが新しい方式で生産緑地を活用していこうという方式だと思うのですけれども、これについて課題とか、その辺はどうなのでしょうか。国としてはまだ正式に認めていないのかもわからないですけれども、こういう範囲だったらいいということで認めているのか、これはたしか農林水産省でなくて国土交通省の管轄なのですかね、その辺、いかがでしょうか。 ◎産業振興課長 今渕上委員がおっしゃったように、体験型農園の方は生産緑地でございますので、主となる従事者農園主が開設をして、そこに契約という形で区民の方が利用するということでございます。  これも体験型農園ということで練馬区をはじめ、区内、都下でも進んでおりますので、特に課題というのは、足立区の場合はまとまった生産緑地がなかなか少ないですので、それと体験型農園区民農園の違いというのはまだ区民の方にご理解いただいていないというところなので、これから1月に向けて農業体験型農園募集を行いますが、その辺は区民の方に十分にご理解いただいて、是非応募をしていただくようにご理解いただきたいと思います。  合わせて、詳細が決まりましたら、議会の方にもご説明申し上げたいと思います。 ◆渕上隆 委員  生産緑地の方に聞くと、この体験型農園のような形で、自分が農業ができないときには誰かに利用してもらわないと、また生産緑地廃止の場合はさかのぼって税金を払わないといけないのでということでかなり心配をされていますので、そういう意味では体験型農園というのは必要だと思うのですけれども、今1月という話がありましたけれども、今後、足立区としても拡大していく方向、様子を見ながらということもあるかもわからないが、その辺はいかがでしょうか。 ◎産業振興課長 この新規事業であります農業体験型農園の、まずは農園を行っていただく園主の方ということで、年度初めに認定農業者のセミナーを行いまして、練馬区の体験型農園の園主の方をお呼びして講演会を行いました。おかげさまで希望する農園主の方、4園希望していらっしゃいますので、その辺で進めていきたいと思います。  今後については、計画的には1年に1園ずつ開設していきたいと思っておりますが、生産緑地維持保全という状況で、農家の後継者の問題とか相続税の問題とかで、その辺は農家の方とお話を進めていきながら計画的に進めてまいりたいと思っております。 ◆渕上隆 委員  都市型の農地については、特に今後も環境面というのですか、最近だとゲリラ豪雨とかもあったりして、そういう意味では農地というのは必要ですし、また、災害についても開かれた土地でも農地というのは必要だと思いますし、自給率も当然40から39に下がったということもありますし、そういう意味では体験型農園はこれからまた力を入れて都市農業を守っていただきたいと思います。  それから、ニュービジネスについてちょっとお伺いしたいと思うのですけれども、創業についての支援ですが、二つ、創業プランコンテストビジネスチャレンジコース、二つの支援が出ていると思うのですけれども、多分創業について足立区が支援を始めたのは平成16年ぐらいからだと思いますけれども、当時で言うと、ちょうど景気が良くて比較的日本経済が順調に、順調と言ったらおかしいですけれども、バブルが崩壊した後、やっと建て直しができて、ある程度経済が順調に戻ってきた、そういう意味では新しい産業情報通信を中心にそういう産業がどんどん新しい産業に進出していこうというときに、足立区としてもちょうどビジネスファクトリーという話もあったり、そういうので呼び込もうということで始めたのがこの事業だと思いますけれども、3年前からリーマンショックもあったし、今年は大きな震災もあって大きく状況が変わって、今一番産業関係で大切なことは、やはり、雇用が非常に厳しいかなということで、そういう意味では新しい産業の創出も当然必要ですけれども、雇用を吸収していくということも必要ではないかと思います。そういう意味では、インキュベーション施設についても大型から小型化ということで、多分第十六中学校などはそういう形で変わってきたと思うのですけれども、ビジネスチャレンジ支援についてもある程度見直しの方向に持っていかなければいけないのかなと思っています。  また、応募総数もだんだん毎年減ってきて、予算が多分5,000万円とか6,000万円あるのが十分に消化しきれないという状況がきていると思うのですけれども、その辺の見直しについては現在どのようにお考えでしょうか。 ◎産業経済部長 実は件数自体は、一時期リーマンショック以降急に減った時期があるのですけれども、また回復傾向にありまして、昨年から比べると今年は多かったのかなと思っております。  昨年はラスールデザインオフィスしかビジネスチャレンジコースであると認定されなかったわけでございますが、今年は4件認定されているということ。  また、見直しの一環として、実際、こういう大型の500万円とか200万円とかという補助事業だけではなくて、今年度から物づくり助成金という形で、もっと軽く福祉設備投資をしようというところに対しても補助できるようにいたしました。ただ、なかなか初日、思ったようにはまだ申請が上がってきていない状況ですので、まだまだ浸透が足りないのかなと思っておりますので、これを今のところ重点的に啓発していく、告知していく、こういうことが一番大事なのかなとは思っています。 ◆さとう純子 委員  順次質問をさせていただきますが、このあだちメッセ実施についてということで、ワークショップでは出展者同士交流を行いということですが、いろいろな業種の人たちでどのような交流がされるのかといいますか、実は中小業者で小さな研究所で使うような10個ぐらいのものをつくる業者がいるのですけれども、それをつくっても、それを入れる箱の業者がいないとか、プラスチックで加工しなければいけない部分のプラスチック加工業が近隣にないとかということで、一つの製品を完成させて販売にまで持っていくまでにかなりの業種の関連がないとできないという話を伺ったことがあるのですけれども、そういう点も踏まえたようなイベントといいますか、こういう交流も含まれているのでしょうか。 ◎産業政策課長 こちらの1ページの目的にございますように、区内事業者つながり、これを大きな視点に置いております。実際8月6日のワークショップは様々な業者の方がいらっしゃいまして、結局、自分あるいは自分の会社としては、足立区にいてどのような製品をつくっていって、どのようなサービスを始めたいとか、そういったアイデアを出していただきまして、それをお互いに交換するなどしました。そういう中から全く違う業者、今回特にもともと活発に動いていらっしゃいます足立ブランド事業者も入っておりますし、異業種の交流会の方も入っていらっしゃいますが、全く新規の方も結構入っていらっしゃいますので、本当に新しいつながりができて、先ほどさとう委員のおっしゃられたようなもののつながりもできるものではないかと期待しておりますが、まだ始めたばかりですので、これは1回だけでなくて、2回、3回やっていく中で、更にきちんとしたつながりができていくのかなと思っております。 ◆さとう純子 委員  本当にそういうところの情報とか、ネットで交流するというのもあるのですけれども、なかなか中小業者の皆さん、身近なところでというのがなかなかつかめないような実態もあるようですので、よろしくお願いいたします。  それから、足立区民まつりのことですが、今年は夜7時までリバーサイドバザーを開くことによって、かえって混乱するのかなとちょっと危惧したのですね。  それと、どこにどう配置するのかというのが全く見えないので、今まであだち区民まつりではこれだけのエリアを使ってこういうふうにやっていましたよと、今度は花火観客席などをどういうふうに置きますよというところの図面といいますか、地図が、概要でもわかればもうちょっと安全性の担保のところでもわかるかなと思うのですけれども、それがちょっと示されていないので、その点について伺います。 ◎産業政策課長 図面といいますか、配置図につきましては、現在、急いで作成中でございまして、今月末までには大体できるものと思っております。  基本的には昨年度のものが基本になりますが、説明にございましたように、イベントも一部中止となっておりまして、その辺を調整してまた場所を広げて、かつ必ず安全が保たれるような配置図にしたいと思っております。  そういう意味からも、リバーサイドバザーにつきましても安全を第一と考えて実施するということで計画しております。 ◎産業経済部長 リバーサイドバザーをやる場所というのは、昨年からエリアを分けまして、昔、あだち区民まつりのステージがあるところ、一番虹の広場の中心のところに多く物販店があったり、飲食物販があった形にしているのですけれども、実は一番遠い方というのですか、下流の方のところに物販ゾーンは持っていきますので、花火会場から一番遠いところでリバーサイドバザーが行われるという形になります。その位置自体は、花火に当然いらっしゃるお客さんがいらっしゃって一定の飲食の需要がある以上、7時ぐらいまで遠いところのエリアでやって、そこからも、今まではそこから見るお客様ってほとんどいなかったわけであります。その区民まつりエリアから見るところにお客さんはほとんどいなかった。ただし、今後はそこのところも逆に管内エリアみたいな形で、増設するみたいな形で今年やれたら逆にいいのではないかということで、7時ぐらい、花火が終わるまでそれをやろうと、それが魅力でそっちの方に滞留される方もいるのではないか、こういう期待もしております。 ◆さとう純子 委員  わかりました。  本当に安全の上に安全を期さないといろいろな事件が起きて、後で大変なことにもなりますので、十分に配慮していただきたいと思います。  それから、コア個店リニューアル事業ということで、私は何の条例をもとにしているのかといろいろとお聞きしたのですけれども、助成金の交付要綱で進められているということですが、聞きましたところ、21年度予算は500万円、22年度は1,200万円ということですが、今年のこの事業に対する予算はどのぐらい組まれているのでしょうか。 ◎産業振興課長 昨年と同じで1,200万円でございます。 ◆さとう純子 委員  1,200万円の事業でまた新たな事業も入るということですけれども、大いに応援していただきたいと思うのですけれども、この事業をやるに当たっては、採択者9件ということで新規型も1件入って、この予算で何とか間に合うという内容になっているのでしょうか。 ◎産業振興課長 予算の範囲で合計しますと、区の補助で今交付決定をして、これからまだ執行済みではございませんが、予定で言いますと953万9,000円でございます。 ◆さとう純子 委員  本当に業者を応援するためには、予算が足りなければ補正予算をつけてでもきちんと応援していただきたいと思っています。  次に、足立ブランド認定推進事業ということで、3年目を迎えて再認定したところも含めてということですが、ちょっとこう言っては何ですけれども、私は足立ブランドがなかなか見えにくい、区民にとって見えにくいと感じているのですね。それで、展示場なども含めて駅前の丸井のエレベーターの前辺りに足立ブランドの展示場を設けてはどうかとか、いろいろな提案もしたことはあるのですけれども、この辺の区民への周知とかをどんなふうになさっていて、これからまた更に深めていくというか、広げていくというか、そのようなお考えはないのでしょうか。 ◎産業振興課長 今さとう委員からおっしゃっていただいた同じようなことを、区民評価委員会でも区民の方から、もっと身近に足立ブランドを感じたいということでご意見をいただきまして、今までこの冊子、パンフレットの方がいわゆる区民の方の身近なところにございませんでしたので、今年、地域学習センターの方に送らせていただいて、手に取っていただくようにしてございます。  それから、今後のPR展開にもございますように、国内最大級の東京ビックサイトで見本市を行うのも、全国に足立ブランドを知らせていくということではメリットがあるのですが、さとう委員おっしゃったように、区民の方にもっと身近にというところでは、(6)の製品展示会ということで、年明け2月に区内の大型商業施設ということで、今まだ確定はしてございませんが、区内の方、区民の方が身近に区内で足立ブランドを知っていただくということで進めております。 ◆さとう純子 委員  本当に大いに広げていただきたいと思っております。  一つ業者に聞いたら、本当にすてきなものというか、こんなことが足立区で考えられているのかということで感心したこともありますので、よろしくお願いいたします。  それから、ニュービジネス支援事業ということで、これについても進められていて、実は区の広報を見てこれ拡大コピーしてきたのですけれども、この報告よりももっと詳しく興味がそそられるような広報があったので、こういうことなのかと感心して見ていたのですけれども、これについても、区民にお問合せくださいと書いてあるのですけれども、これも区民にとって利用できるというか、活用できるとか、そういうイメージをわかせるような方法とか、こんなことに興味があるのだけどというような内容とか、それから、先ほど渕上委員からもありましたけれども、これが雇用の拡大につながるような、そういうようなイメージがどんなふうになされているのかなと思っているのですけれども、どうでしょうか。 ◎中小企業支援課長 募集に当たっては区の広報とホームページに出してやっておりまして、広報の方は、主に前年度採択されたところがどのようなものをつくっているか、どのように進んでいるか、そういったものも掲載PRしながら募集をかけているところでございます。  あとは実際に採択し終わった先月、7月に採択して表彰したのですけれども、その表彰の際には、マスコミ関係等にもお声を掛けてやっているところでございます。  雇用という面については、コンテスト自体については実際にこの採択された事業が着実に年度内に事業化するというのを第一に考えてやっておりまして、その翌年度以降、計画的にアドバイス等しながら、そういった着実な進展を図っていければと思っております。  また、今回、創業支援施設に入っている企業も3年たって今年出るというところがあるのですけれども、着実に進んでいきますと、普通の企業ですと従業員65名いて移転先を今探しているとか、そういった相談にものっておりますので、このニュービジネス支援事業の二つについてはとりあえず今年度、採択された事業、自己負担も当然2分の1以上あるわけですので、それが着実に進むように重点的に見ていきたいと考えております。 ◆さとう純子 委員  わかりました。大いに、本当に区民みんなのものというか、みんなで盛り上げていくような仕組みをお願いしたいと思います。  ちょっと飛ばしてしまいましたが、区民農園のことですけれども、本当に生産緑地法が決まって農地がどんどんなくなったのですけれども、今直接関連ないかもしれないのですが、こうやって相続の関係とかで手放さなければいけない、それから、農地から今度は変わって宅地になったりとか、購入した方がどうするかいうこともありますけれども、そういう意味では直接ではないかもしれないのですが、緑の基金をつくって緑を守ろうと、それも樹木だけではなくて、農地なども非常に重要な緑だと思うのですけれども、その辺では検討なさったのかどうかを伺いたいのですけれども。 ◎産業経済部長 緑の基金でいろいろと保存をやっていこうとするときに、優先順位を考えなければいけないのかなと思っております。農地を全部買えれば、それに越したことはないのでしょうけれども、それはちょっと難しいことで、そうなってくるとやはり一番重要なのは前に江北の方でなくなったという話もありましたけれども、ああいう保存樹林ということが最大に重要なわけでございますので、庁内で、我々の方もそういういろいろな意見、情報交換していきたいと思っておりますけれども、優先順位をつけながら区長を中心にやっていければと思っております。 ◆さとう純子 委員  別に共産党が緑の基金をつくって大いに農地を買いなさいと言っているわけでは全くありませんので、とにかく本当に農地といいますか、区民農園はいろいろな動きがありまして、最初は土地づくりで2年という期限をつくって土地づくりから何から全部ということだったのが、今度は1回1年になって、それでは土づくりをできませんということで、今は2年なのでしょうか。  それと、始まったときから比べて最近でどれだけ減って、どれだけ増えたのか、面積もわかれば教えていただきたいと思うのですけれども。
    産業振興課長 現在の利用期限でございますけれども、2年と3年でございます。一昨年から3年を導入しまして、毎年募集ができるようにということになっております。  それから、ここ直近の区民農園でございますが、園数でしますと22年の4月1日では20園ございましたけれども、22年度に2園廃園になりまして、今回更に2園廃園になりますので、現在、この8月で16園ということに減っております。 ◆さとう純子 委員  本当に都市農業を営んでいくのにどんな支援が必要かと言うと、これはちょっと別問題かもしれませんが、都市農業をどのように守っていくのかということも含めて、区民がこういう農園を活用してやっていらっしゃることをもっと拡充するような、あらゆるいろいろな手立てを打っていただきたいと思うのですけれども、その辺をちょっと確認して終わりにします。 ◎産業振興課長 今、さとう委員がおっしゃったように、都市農地の役割はいろいろな多機能がございます。  まず、緑、農地、農の風景ということで、区民の方に癒される場、それから、防災の観点、いろいろな多機能がございます。まずは農業者の方の一番の問題は、相続税の問題と、それから、後継者、人材不足でございますので、まずはその辺、生産緑地維持保全ということで非常にこの体験型農園の開設というのが担い手不足のところも補うところでございますので、まずは生産緑地維持保全と、それから、あと区民農園もだんだん減ってございますが、土地提供者の方には固定資産税の免除というメリットもございますので、その辺、もっとPRを農家の方にさせていただいて、また、農業委員会委員の皆様とも協力をして進めてまいりたいと思っております。 ◆おぐら修平 委員  まず、5ページの足立ブランド認定の今後のPRについて質問させていただきます。  先ほども同じような質問がありましたので、ちょっと角度を変えて、もちろん先ほども質問がありました区内への区民の方へのPRというのも非常に重要で、是非取り組んでいただきたいところなのですが、それと同時に非常にいいなと思うのが(1)(3)の東京ビックサイトでの展示会への出展、これはまさに全国が注目して全国各地から来て、見て、新たなビジネスチャンス、また足立ブランドの宣伝というのは非常に大きな効果があると思います。  まず、今まで過去にこのビッグサイトでの展示というのは、何回、どの程度実施されてきましたでしょうか。 ◎産業振興課長 まず、東京インターナショナルギフトショーの方への出展は、平成20年からでございます。  それから、産業交流展の方は昨年から出展をしてございます。 ◆おぐら修平 委員  あと、同じように東京ビッグサイトでやっているこうした足立ブランド認定企業が出展できるような、こうした展示会、催事というのは年間大体、毎年同じようなパターンでこういうイベントごとというのは実施して、単品でもちろん終わるのもあると思うのですけれども、大体そういうのは年に何回程度とか、どの程度把握されていますでしょうか。 ◎産業振興課長 足立ブランドの出展の回数でございますが、年間9回から10回で、その年によって国際フォーラムのギフトショー等があります。 ◎産業政策課長 ビッグサイトでは、年間を通して様々なイベントをやっております。逆に足立ブランドに限定しないで区内事業者の視点で見れば、むしろ金融機関が結構やっておりまして、取引先の例えば都市銀行もそうですし、あとは信用金庫も連合体で実施したりしておりますので、その辺もご紹介させていただければと思っております。  つい先日も私もシグマバンクグループというのでしょうか、足立成和信金とこの近隣の四つの信用金庫がグループで東武のホテルで実施した、こういった類の交流会にも行ってまいりました。 ◆おぐら修平 委員  その辺、まさにあらゆる可能性を広げていってどんどん積極的にPRして活用を願いいたします。  続きまして、区民農園のことについてですが、先ほどから質問がありまして、まさにここの資料の内容のとおりで、今後どんどん所有者の方の高齢化が進んで亡くなられて相続の関係で廃止したいというのが、かなり加速的に進んでいくと思うのですが、これまでももちろん土地所有者の方に対して、区民農園農園用地の確保に向けてアプローチをされてきたと思いますが、実際にアプローチされてきて快くすぐに引受けていただけるものなのか、それとも逆に今相続とか今後のことを考えて、それはそうだけどなかなかちょっと土地を提供するのはどうかとか、そういう所有者の声というのは実際どんな状況でしょうか。 ◎産業振興課長 これまで土地の提供ということで様々な区内の農家の皆様方にご案内差し上げたところ、何件かお問合せもございました。ただ実際に区民農園ですと、ある程度まとまった1,000平米以上というまとまった土地ですので、その辺の折り合いがつかなかったりですとか、それから、期間ですね、相続も予定をしているので、ある程度10年よりももっと二、三年という期間で折り合いがつかなかったとかで、お問合せがありますが、まだ実現に至っていないというのが現状でございます。 ◆おぐら修平 委員  やはりそこでなかなかマッチングできないというのは、1,000平米以上の土地という部分と、あとは先ほど申し上げました使用期間が二、三年という限られた期間というので、なかなか実際にマッチしないということでよろしいのでしょうか。 ◎産業振興課長 マッチングしなかったのはそのとおりでございます。ただ、既に土地提供の方に関しては、固定資産税が免除になるということでメリットがあるという声も実際にはいただいております。 ◆おぐら修平 委員  そういういろいろ制約がある中でどうしてもマッチングできないという部分はあるかと思いますが、場合によっては、そういう土地提供者の提供しやすいような形に合わせた条件の変更なども含めて、農地確保に向けて、是非今後検討を進めていただきたいと思います。これは要望にとどめて終わります。 ◆鈴木進 委員  私は農家の一員でもありますので、特に今回の廃止について考えることはたくさんあります。場所を提供する、今16カ所と言っておりましたけれども、東と西、北と南、いろいろ配置があって、あるいは平米数によって許可し、あるいは廃止されているようでありますけれども、喜ばれていることは事実です。1年であったのが今度は2年にし、2年であったのを3年にしたということは、一つの改良もあって喜ばれているわけでありますが、さあ今度その自分の農地を使おうとしたときに、東京都に申請する、足立区に申請する、東京都で2カ月、足立区で2カ月、そして今度農地法第4条、あるいは第5条に申請してまた2カ月、使おうと思ったときの苦労が身にしみておりますので、そういうところで改善する策はないだろうかなと。それは緑とかいろいろな部分が判断することはたくさんありますけれども、廃止したときに農民が非常に苦労している。使おうと思って区役所に行ったならば、手続が煩雑で10カ月もかかってしまう。これでは使おうと思ったときに使えないということで苦労しておりますので、その判断とこれからの展望についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎産業振興課長 鈴木(進)委員おっしゃられたことは、生産緑地の買取り申請の手続の件かと存じますが、やはり生産緑地の買取り申請は年々増えてございます。  農業委員会の方で受理をしまして、都市計画の方に書類が回って、最終的に農家の皆さんにあっせんとなると、鈴木(進)委員おっしゃられたように最低でも3カ月ぐらいはかかるというところでございます。  やはり相続税の問題で農家の皆さん、やむにやまれず申請されますので、その辺は事前にお伺いをしてスピーディーになるべく最短ということで努力してまいりたいと思っております。 ◆鈴木進 委員  生産緑地もそうですが、区民農園も非常に喜ばれています。安い土地代でこれだけ助かるということ、どこの家庭も農園によって家庭が円満であるとか、あるいは家族の会話が増えるということで喜ばれておりますが、ただ私は固定資産税が安いとかと喜ばれている時代もあるけれども、さあ使おうと思ったときに自分の土地がなかなか使えないということもありますので、ひとつ改善策をお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それから、産業環境もそうですが、補助金の算定の仕方、大枠の予算が決まっていて、その中にはめ込もうとして査定するのか、あるいは補助金ですから、もっと上げてもらいたいというところもあるだろうし、これでは少し行き過ぎたということもあって、その判定の仕方が大変難しいだろうと思うのですけれども、補助金ですから、人から見ると、ああいいな、そういう制度があったのかということを言われますけれども、私どもよくわかりませんけれども、補助金の査定の仕方、何人で査定しているのか、いろいろな判断が個々の考え方によって査定の仕方が違ってくるだろうと思うのですが、その判断の仕方を適切にもちろんってやってくださっていると思いますけれども、それをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ◎産業経済部長 記載のように、創業プランコンテストの場合は6名ということで、学識経験者、大学の先生とか中小企業診断士の方々ですが、かなり辛辣な質問をされるのですけれども、その方5名と、区の職員、私ですけれども、1人ということでやらせていただいております。  それから、ビジネスチャレンジの方は学識経験者5名と、区の職員2名、私と中小企業支援課長でございますが、職員2名ということでやらせていただいております。  いずれにしても、非常にそれぞれ一人ひとりが点数を持っておりまして、その点数の合計点によって当落が決まるという判定になっております。 ◆鈴木進 委員  足立区の総枠の予算というのがあって、そこにはめ込もうとするのですか。 ◎産業経済部長 基本的に予算を上回るような形の採択というのはなかなかしづらいのですけれども、非常にいい内容で、どうしてもこれが何件も出てきて、これは落としたくないという話があった場合は、事業計画変更、これは当然財政とご相談しなければいけないのですが、そういうことを含めて対応することもあるかなと思っております。 ◎計画課長 私から環境基金審査会状況についてご説明させていただきます。  私どもの環境基金審査会でございますけれども、委員の数は9名、区議会からも3名の方にご協力いただいているところでございます。  その委員の方のご審議の中で今年度の予算額で言うと3,000万円でございますけれども、どれを認めるか、どれを認めないかという判断をしていただいているところでございます。 ○たがた直昭 委員長  よろしいですか。他に質疑ありますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○たがた直昭 委員長  質疑なしと認めます。 ○たがた直昭 委員長  続きまして、その他、何かありますか。 ◆馬場信男 委員  今回の3月の震災によって、東電の福島第一原子力発電所を含めて多くの原発がとまって電力不足が起こっているということで、全国を挙げて節電運動をしているのですけれども、足立区においては清掃工場を持っているのですけれども、この清掃工場は今回の節電運動に関して何か貢献をされているのかなということが気になったのですけれども、その点はいかがですか。 ◎総務部参事[足立清掃工場長] 清掃工場はご承知のとおり、23区清掃一部事務組合で全体を運営してございますけれども、その中で今回の電力不足に際しまして電力の供給を増やそうということで、主に庁内の節電対策と溶融炉を停止するという措置をとって、発電を非常に増やしている状況でございます。  足立清掃工場につきましても同様の措置で電力不足に貢献しているところでございます。 ◆馬場信男 委員  発電はしているわけですね。一般的に焼却所一つで民家1万戸分とかという話もあるのですけれども、この発電量に関しては具体的に公に示されたりしているのですか。  あと東電にどれだけ売っているとか、そういうことはないのですか。 ◎総務部参事[足立清掃工場長] 発電量につきましては、公にはしてございませんが、当工場におきましては発電量を増強してございまして、約5,800戸分の世帯数を賄う発電量を確保しております。 ◆馬場信男 委員  地震が起こると電力不足が起こるということは、今回多くの方が産業界も含めて身にしみて感じているところですけれども、東京都もガスタービンの発電所をつくって、いざというとき、病院とか非常事態の電力供給を考えなければいけないということもあると思うのですけれども、清掃工場のこれからの在り方というのですか、多分いろいろな清掃工場があって、これだけエネルギーをかけて電気がどれだけ回収されたとか厳しい目がこれから出てくるのではないかと思っているのですけれども、そのエネルギーの回収とかも、多くの国民に知ってもらうべきだと思うのですけれども、そういったところの改善策というのですか、方向性というのはどうなのですか。 ◎総務部参事[足立清掃工場長] エネルギーの回収効率を高めるためには、何と言ってもごみの質を安定させることが大事でございます。そのためにも分別収集に区民の方から心掛けていただきまして、適切な可燃物を清掃工場に持込むということが、我々の電気力の効率アップにつながるというところでございますので、ひとつご協力をお願いしているところでございます。 ◆馬場信男 委員  燃料とともにごみがエネルギーの供給源になるということですから、まさに今多くの国民にそういったところをわかってもらう、協力してもらうのにいいチャンスではないかと思いますので、是非そういった方向へ力を入れてやっていただきたいと思います。 ◆さとう純子 委員  この前も聞いたのですけれども、LEDの購入状況を1点聞きたいのと、ちょっと関連して、今度生活保護世帯に4万円のクーラー購入に助成金といいますか、それが出ると決まったのですけれども、足立区内は大変生活保護世帯が多い地域ですので、できるだけ区内業者から購入をと、それから、区内業者人たちに対する、4万円ですので、そういうことも含めて何らかのPRといいますか、そういう働き掛けはできないものかと考えているのですけれども、その点についてはどうでしょうか。 ◎温暖化対策課長 まず、住宅用LED照明の補助の件数ですが、昨日8月16日末で8,049件の申請をいただいております。  もう一つ、クーラーの補助ということですが、昨今、国の方のエコポイントの復活とか、その辺のニュースも聞いております。来年度の補助に向けては、いろいろな国の動向と区民の要望等を踏まえながら研究してまいりたいと思っております。 ◎環境部長 空調の4万円の補助の関係は、これは都が生活保護受給者の世帯に対して実施をしましょうという制度でございますので、これは申しわけありません。環境部とすれば、さとう委員おっしゃるように区内経済が連動するような仕組みが望ましいだろうと思いますが、仕組みそのものが都の制度でございますので、これは厚生委員会の方でひとつお尋ねいただきたいと思います。 ○たがた直昭 委員長  他に質疑なしと認めます。 ○たがた直昭 委員長  次に、所管事務の調査に移ります。  (1)平成23年度地方都市行政調査についてを議題といたします。  本件につきましては、別紙のとおり希望する調査事項並びに調査都市についての提案がありました。最終的な決定につきましては、受入れ先の都市の都合等もありますから正副委員長にご一任いただきたいと思いますので、ご了承を願います。  続きまして、(2)公社等の決算に関する調査についてを議題といたします。  本件につきましては、各法人の役員の出席をお願いしていますので、産業環境委員協議会を開会し調査をしたいと思います。つきましては、これより同協議会を開会したいと思いますが、ご異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○たがた直昭 委員長  ご異議ないと認め、協議会を開会することといたします。  以下の審査に直接担当でない執行機関の退席を認めます。       [執行機関退席] ○たがた直昭 委員長  これより産業環境委員会を暫時休憩いたします。       午前10時59分休憩       午前11時38分再開 ○たがた直昭 委員長  それでは、引き続き産業環境委員会を再開いたします。  ただいまの協議会での質疑を踏まえ、何かご意見等はございませんか。       [「なし」と呼ぶ者あり] 他にご意見等はないと認めます。  以上で本日の案件は全部終了いたしました。  これをもって産業環境委員会を閉会いたします。       午前11時39分閉会...